会員紹介

株式会社 山本電機製作所

PRメッセージ

1. 事業内容
   【設計】製品、部品設計産業機器設計電気設計
   【部品】制御部品・電気部品その他
   微差圧計測・制御機器及び非常用ガスタービンエンジンの周辺機器を自社開発、自社生産しております。 全ての製品が完全自社生産であるため、当該分野に高いノウハウを有しており、また、顧客のニーズに即応した次世代開発と特殊用途への対応が可能です。これまで製品開発を通して蓄積した各種技術を活かすことで、新しい技術をゼロから確立し、全く新しい分野での案件にも対応する開発力があります。 また、グループ会社と連携することで、制御盤や計装盤、電子機器の設計・製造および自動化機械の設計・製作等にも対応可能です。
   
   ●半導体製造装置メーカ様からの小型かつ高精度なデジタル微差圧センサの開発依頼
   東北大学と連携し5mm角の静電容量型差圧デバイスを開発しました。このデバイスは差圧の変化を静電容量の変化に変換し、差圧に相当する数値・信号に置き換える圧力センサデバイスで、これによってダイヤフラムを使用した従来の差圧式では実現できなかったデジタル微差圧センサの小型化（縦30㎜×横30㎜）、高精度化（±1％/FS）に成功しました。 なお、ユーザ様からの更なる微差圧計測のご要望に応えるため、業界最小サイズで0～10Paを測定することの出来るデジタル微差圧センサを開発中です。
   
   ●産業ガス業界のメーカ様より海外製ガス混合器の国産化依頼
   海外製のガス混合器は価格が高価であるため、同スペック以上で海外製より安価なものが作れないかという話がありました。 微差圧計の分野で培ってきたノウハウを応用することで、ArとCO2の混合比および流量をダイヤルの目盛を併せるだけで簡単に調整できるガス混合器を開発しました。 当社のガス混合器は、ガスの均圧制御弁に金属とゴムの複合バルブを採用することで断続的な使用に対しての復帰応答性が非常に高く、常に安定した混合ガス供給が可能となっています。他社製品にはないこの構造で特許を取得し、海外製よりスペックを下げることなく価格を抑えた製品を開発したことでユーザ様からも高い評価を得ることになりました。

2. 当社の微差圧計はビルの空調管理設備やクリーンルーム・陰圧室の圧力監視に使用され、国内外問わず多くのユーザ様にご使用いただいております。 ・自社開発のMEMSセンサを搭載することで高精度化を実現した微差圧センサは半導体製造装置にも採用されるなど、圧力監視・制御が必要な幅広い分野で活躍しております。 ・川崎重工業様と共同開発したガスタービン周辺機器（ガスタービンエンジン起動用の直流電動機や点火装置など）においては、品質の高さが評価され、今では国内すべてのガスタービンメーカ様へ納入しております。